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自分の優しさには”愛”がない。たとえ「優しい」と評価されても、生産性がなければその「優しさ」は無価値だ。

 

ここの生産性を、「利益」の「総和」を「増加」させる性質、と定義する。

「総和」で考えることによって、長い目で見ることができる。そして、「相手」と「自分」とが互いにどこまで歩み寄るか、を考えることができる。それはWin-Winと、Win+Winを考えることである。

 

「利益」を考える時に必要なのは、損得を考える打算的な考え方ではなく、どのように得を生むのか、である。「1から10を学ぶ」という考え方だ。こうすれば、同じ状態から「利益」を「増加」できる。

 

1から10を学ぶには、「1」すなわち「目の前の損得」だけにとらわれていては難しい。私がアルバイトをしていたときは、「与えられた仕事」を成し遂げることだけを考え、ずさんな仕事をしていた。しかし、生徒に「どう分かってもらうか」を考えるようになったとき――それは「生徒」と「自分」との「利益」の「総和」を考えた「生産性」ある思考である――自分が何をすればいいのかに気付き、質を向上させることを考えられるようになった。

 

「相手」と「自分」とが目指すところはどこか。

「自分」は何をして、何をしないのか。

 

これが「生産性」を考える時の問いかけであり、フロムのいう「愛」を達成することに必要なのだろう。

 

「優しさ」には勇気がいる。「総和」の「利益」を考えるうえで、相手に一時的に「不利」になってもらう必要があることはよくある。これをどう納得してもらうか、「優しさ」の力はこの問いにかかっているのだ。

 

なら、自分はどうするのか。

 

目標:

「生産性」を上げる 

∵「利益」を上げることは「幸せ」を得ることである。(定義)

 「生産性」を上げることは「利益」の「増加」ベクトルを上げることである。

 「生産性」を上げることで「幸せ」は増加する。

 

行動心得:

「生産性」は「利益」の「総和」を「増加」させる性質である。

このとき「利益」と「総和」について考えればよい。

 

ここは次に考えるとしよう。